ようこそ!ウクレレ博物館へ

 

 

うくれれの音 

woman uke


うくれれの音は好き?
やさしい、ささやきのような・・・
ゆかいなおもちゃのような・・・
力強いなみのような・・・




 



「SUZUKI NO.4」

 

このウクレレが一番昔から持っているもの。
 二十歳のころ、ある日、アンティークショップの片隅に、置いてありました。
すぐに、カワイイな!と思い、購入しました。
コロコロとかわいく響く音色に魅わわされ、毎日、毎日弾きました。
 SUZUKIは、ヴァイオリンメーカーの鈴木が1950年代に作っていました。
木製の糸巻きが付いています。
 チープな物ですが、作りに人の手の温もりを感じます。


 




「KAMAKA HF−1 whitelabel」

 

ウクレレを真面目に弾くキッカケを作ったのが、このカマカです。
 1998年のある日、楽器屋さんに「NHK趣味悠々高木ブーのウクレレ講座」
の教則本が置いてあったのです。
 あい方がウクレレ練習するって言うから、
一緒にチャレンジすることになりました。
 早速SUZUKIのウクレレを持ってTVの前で練習開始!!
 ところがチープなウクレレはチューニングが難しいよ!!
よい ウクレレが欲しくなり、ハワイ製のKAMAKAに決めました。
アメリカのある楽器店に早速メールオーダーしました。
 やってきたのが、ホワイトラベルのカマカ。当時の価格で291ドルでした。
今は850ドルもするから・・・3分の1程度の値段でした。
KAMAKAウクレレで、よく練習しました。最初は、全然鳴らなかったけど
弾けば弾くほど音の響きが出たのです。
そのころは、1日7時間ぐらい弾いていたと思います。
切れることがほとんどないウクレレ弦ですが、2か月に1度ぐらいのペースで
切れたから、その練習量は膨大だったと思います。
 そして、趣味悠々から名曲「クレイジーG」を覚えました、
1999年の夏ごろだったと思います。
 わたしは、カマカのホワイトラベルが好きです。
 ホワイトラベルのカマカは、すべてコアウッドが作られているということ。
50年代に作られていたゴールドラベルより工作精度が高いこと。
そして、現在のカマカより、木材のグレードが高いのが好きな理由です。
 ホワイトラベルのソプラノは、ボディーがウエスタン型というのも気に入っています。
 



「GIBSON style2」


ウクレレがサマになって来た頃、心斎橋のYAMAHA店に入ったら・・・
 GIBSONのウクレレが2本置いてありました・・・Style−1とStyle−2です。
 
 グレードが1つ高いStyle−2を購入しました。
 いまでは、GIBSONのウクレレを10万円以下で購入するのは難しいのですが・・・
ウクレレブーム前でしたから、格安で購入できました。
この時に、ウクレレをコレクションしようと思いついたのです。 
 
GIBSON Style−2は、戦前の物だけに、材は最高級です。
たぶん、ホンジェラスマホガニーで作られていると思います。
また、ボディーに白いバインディングの縁取りのルックスがイイですね。
 
このウクレレを見た人は、「GIBSONがウクレレ作っていたの???」
とか「見るからに渋いウクレレだね!」とか
「高いんじゃないんですか?」と聞かれます。
 見た目にも、渋くカッコイイと言えるウクレレですね。
 
音は、泥臭い音で、決して美しい音という形容が当てはまらないウクレレです。
 ですから、このウクレレを持つとハワイアンではなく、ブルースを奏でる事が多いですね。
 
 
 
GIBSONウクレレでバイバイブルースを弾いたりしています。
 

 




「ロイスメック ビータ」

 

このビータっていうウクレレは、ウクレレ図鑑やウクレレ資料なんかによく登場するウクレレです。
 私も、どこかで見ていて、偶然、行きつけの楽器店で見つけました。
 2002年くらいだったと思います。
 虎目のホンジェラスマホガニーのサイド&バックで、トップはスプールスです。
 ハイコードは、音が安定しませんが、ローの鳴りはピカイチです。
 2004年ごろ、バンドでも良く使っていました。
 形状から、ルックスがウクレレぽくないので、よく「なんていう楽器?」と聞かれます。
 
購入した時は、何にも感じなかったのですが・・・・
実はこのウクレレ右のオットセイのサウンドホールが欠けています。
古いものは、よく欠けるそうで、欠けていないサウンドホールをもつビータは、なかなか見つからないそうです。
 
そんな話を、お世話になっている潟Lワヤの社員さんから聞き、
「そうか?そういえば?うちのビータも欠けてるな!」と思いだしました。
このわだかまりが、後にもう1台ビータを購入する切っ掛けになってしまいました。
  
欠けてボロボロ、でも音はすごくいいんです。
ビータで、ロイスメックの曲なんか弾くと、気持ちがいいです。
 愛着ある1本ですね。

 




「YAMAHA No.100」

 

友達に、リサイクルの仕事をしている人がいてウクレレが出たら声をかけてもらっています。
 YAMAHA No100は、リサイクル品では、めったに出ることのないウクレレです。
 手に入れた時は、ボロボロで、塗装と本体の間に気泡が入って、いかにもゴミ!!のような状態でした。
 そこで、自前の工房で、塗装剥離剤で上塗装を剥離し、ステインフィニッシュでリペアしました。
残念なことに、ヘッドのYAMAHAのディカールは、その時一緒に剥離してしまったので、ヘッドロゴはついていません。
(いつかは、ディカールを自作して、貼りたいと思っています)
 
このYAMAHAですが、今市販されているものとは、違い50年代のウクレレブームの時代の代物です。
サウンドホールの中のラベルには「NIPPON GAKKI」というラベルが貼られています。

 


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